どうも。
今回はエンジン後半です。
いろいろ計測してメタルを注文しました。
メタルも同じ色で厚みが違うのですべて計測します。
ブルジョアならメタルを沢山買って丁度良いサイズをチョイス出来たりするのですが、予算もあるので必要数のみの購入です笑
計測した数値でピン、ジャーナル部の計測した数値を元に適所に配置します。
計測、計算が終われば後は組み立てていくだけです。
エンジンOHは洗浄と計測に多大な時間がかかります。
ベースエンジンがオイル焼けなどしているともー大変ですw
鐵隼のエンジンがまさにソレで大変でした・・・
どんどん組み立てます・・・
今回、ピストンは純正ですがシリンダー&ピストンを1万キロ台の物を入手できたのでそちらに交換してあります。
バルブクリアランスも用意していたシムでギリギリ間に合い、組み立て始めた日の夕方には完成しました。
前回の鐵隼はダイノマシンでの慣らしでしたが、今回は公道で慣らしをしました。
寒空の中、ひたすら走りました。。。
とりあえず、回転リミット内での乗ってみた感想は中低速のトルク感が増えた感がありました。
慣らしを終えてちょっと回してみましたが、やっぱり中間加速が鋭くなった感がありました。
そしていよいよダイノマシンでのパワーチェックです。
ドキドキします・・・
結果は・・・
約10psパワーアップできました。(赤い線はOH前です)
やはり体感できた中速がアップしてました。ピーク発生が手前に変化してます。
STDのカタログ数値が175ps、今回のエンジンのクランク軸換算(約10%ロス換算)で約184psになりますね。
予想以上の結果になりました。
今回の目標はパワーを出す!とゆう目標ではなく、リフレッシュ目標だったので思わぬ副産物でした。エンジン距離は6.8万キロで年式は2004年式のエンジンです。
実際に開けてみるとカムチェーンガイドがヒビ割れだらけだったりと・・・。
特にエンジンに不具合はなかったエンジンでした。
なので5-6万キロ走っていたらオーバーホールでリフレッシュしてみてもいいかもしれませんね。
エンジン振動も減って、回転の上がり方も非常にスムーズです。
カスタムもいいですが、距離を走っている車両はまずはリフレッシュとゆう選択肢も非常にアリだと思います。
RW野口