こんにちは。はっし~です。
今回は
スズキクラッチアシストシステム(S.C.A.S)の流用第二弾!
2016年式のGSX-S1000F(以降、1型S1000F)にS.C.A.Sを流用しました!
ご依頼頂いたお客様は1型KATANAへの流用記事を見てくださっていたようで嬉しい限りです!
ありがとうございます!
※第一弾はこちらから
まずは入庫した車両の現状確認
クラッチがめっちゃ重い(小並感)
気のせいかなと思ったのでもう一度握ってみましたが、
めっちゃ重い(小並感)
ということで作業に移りましょう。
これがノーマルのクラッチ。
Fig.1 GSX-S1000Fノーマルクラッチ
スプリングが5本なんですね。3本ないし6本の車両ばかり見ているので新鮮です。
余談ですが、マイナーチェンジ後のS1000F(1型KATANAと同じコンポーネントのモデル)はクラッチスプリングが6本になっています。
中身を外して
Fig.2 中身を外した状態
SCASをインストール!
Fig.3 SCAS装着後
カバーを戻して完了です。
作業完了後、動作確認をするためクラッチを握ったところ、
めっちゃ軽い(小並感)
エンジンを掛けて動作確認したところ、
めっちゃ軽い(小並感)
試運転してみましたが、作業前と比べてクラッチがものすごく軽くなってます。
コレ、とても良いです!
この状態で油圧クラッチ化すれば、より軽くなると思います。
納車後にオーナー様から感想のメールを頂きましたので、要約して紹介します。
「クラッチ操作力はSCAS流用前と比較して3~4割低減されていると感じました。また、流用前よりもエンジンブレーキのかかり方が穏やかになり扱いやすくなりました。」
普段から乗られているオーナー様からこのような感想をいただけたので、クラッチ操作力が低減できるのは間違いないかと思います。
また、納車後のインプレッションをいただけるとブログで紹介できるので助かります。ありがとうございます!
最後になりますが、今回の作業で1型のGSX-S1000シリーズも適合確認が取れました。
まだ施工実績はありませんが、K5からK8までのGSX-R1000にも流用可能かと思われます。
価格は2023年11月時点で工賃込み60,000円前後になります。
該当車種でクラッチの重さに悩んでいる方は弊社までお問い合わせください♪
ではまた。