TKカタナ3号車には、ミクニTDMR40を装着します。
TDMRは、1・2号車で使用していたFIのスロットルボディよりもスペースが必要な為、3号車はエンジンの搭載位置と角度を変更しています。
それでもフレームとの距離はあまり確保出来ない為、かなり短いファンネルしか使えません。今回は、ヨシムラのTMR用ファンネルに、アダプターを製作し取り付けました。
ECUは、GSXR1000のSTDを使用します。3号車のキャブレター化で、大きな問題となるのは、ECUのエラー回避です。EFI関係のセンサーや、インジェクターを取り外すと、当然エラーと判定されます。内容によっては、エンジンが始動しなくなる物もあります。
それと、スロットル開度の判定をFIと同じにする必要もあります。TDMRに付けて貰ったTPSセンサーとR1000のTPSセンサーの0-100%の出力値が同じ出ない為、そのままでは、使用出来ません。
ECUの中となると、こちらでは手に負えませんので・・・・
ここに依頼しました。
昨年末、車輌を持ち込み、
TPSの調整は、即座に解決。
各FIセンサー系のエラーも一つずつ解決し、ほぼクリア。
後は、シャーシダイナモや実走で、確認か必要との事。
で、WSに戻りシャーシダイノでチェック。
キャブのセッティングは、隼用(?)との事でしたが、普通に上まで回ります。
でも、データを見ると
全体に薄そうで、特に高回転域はかなり・・・。
セッティングパーツは、まだ揃っていないので、とりあえずニードル段数を変えて、再トライ。
その結果
かなり、改善されたような・・・。パワーも上がったし。
その時の様子がこれ
吹き返しが、異常に多いのが気になりますね。
何か、対策が必要かも。