GSX-S1000(2021モデル) ファンネルテスト&現車セッティング

こんにちは。はっし~です。

今回はGSX-S1000のファンネルテストと現車セッティングについてです。

はじめに、ファンネルって何やねん?って方のために簡単な説明です。
ファンネルはキャブレターやスロットルの入口に取り付けられているトランペット型のアレです。(下記画像参照)

詳しい原理は英語版ウィキペディアこちらの特許を読んで下さい。
(ちなみに、ファンネルと呼ぶのは日本だけみたいです。英語圏ではVELOCITY STACKと呼びます。)

ここから本題です。
今回のテストで用意したファンネルは20mm、40mm、60mmの3種類です。
ファンネルはオーナー様自身で取り付け済みで60mm-20mm-20mm-60mmの状態でスタートです。
140.45馬力

組み合わせをいろいろ試して…

きました♪

 

142.98馬力!!

組み合わせを変えるだけで2.5馬力アップ!

 

ということで、ここから現車セッティングを実施。

アクセル開度100%

ピークパワーは144.07馬力とそれほど変わらなかったですがパワー空燃比になるように調整。実路走行でのフィーリングは変わっているはず…

 

アクセル開度50%

104.91馬力→113.49馬力

セッティング前と比較し約8.5馬力上がりました。
A/Fは環境対策(EURO5)のため薄かったですが、これもパワー空燃比になるように調整。
これは体感出来そうです。

 

アクセル開度25%

56.00馬力→68.99馬力

セッティング前と比較し約13馬力上がりました。
A/Fはアクセル開度50%と同様に薄かったですが、これもパワー空燃比になるように調整。
実用域でこれだけ馬力が上がるとは驚きです。
しかも、セッティング前に比べて上まで回るようになったし…

ファンネルの組み合わせやECUのマップセッティングでこれだけ変化するんですね…
と朝から夕方までシャシダイ室で過ごし、セッティングの重要性を改めて認識した一日でした。

後日、オーナー様に感想を聞いたところ、「常用域で体感出来るくらい変わったし、凄く乗りやすくなったよ!」と大絶賛していただき一安心。

 

このような感想を聞けるとセッティングした側にとっても嬉しいですね!